WordPressが乗っ取られていないか確かめる6つのチェックポイント

こんにちは!アントロンのNaokoです。
自分のサイトが乗っ取られていないか、不安になったことはありませんか?
私は先日、アクセス解析で知らない国からのアクセスが増えているのを見て、「もしかして乗っ取られている?」と心配になりました。そこで、AIの Claude Code(パソコンで作業を頼めるAIのこと)に点検を頼み、結果を一緒に確かめました。サイトの設定やファイルは何も変えず、読むだけの点検です。
先に結論を書くと、乗っ取りの跡は見つかりませんでした。この記事では、何がきっかけで心配になったか、どう考えて確かめたか、実際に見た6つの点をまとめます。
知らない国からのアクセスが増えて、乗っ取りが心配になった
きっかけは、GA4(Google のアクセス解析のこと)の数字です。直近7日のアクティブユーザー(サイトを見に来た人の数のこと)を国別に見ると、次のようになっていました。
- China:28
- Japan:5
人が読みに来ているというより、海外から機械的にページを読み込んでいるものが混ざっているのだろう、と見ています。ただし、これは推測で、正体までは確かめていません。
私が心配したのは、Google が「ハッキングされたコンテンツ」と呼んでいるものでした。サイトを乗っ取って、検索結果に関係のない広告や偽のページを出させるものです。もし入れられていたら、気づかないうちに、自分のサイトの名前で怪しいページが検索結果に並ぶことになります。
その1つ「日本語キーワード ハック」については、Google が対処のガイドを出しています。
乗っ取られていないかは、外から見える所で確かめられる
乗っ取りを疑うと、サーバーの中のファイルを全部調べないといけない気がします。でも、その前に、外から見える所と、Google が教えてくれる所で確かめられることがあります。
考え方は次の2つです。
- 乗っ取られると、Google に見せているページや、Google に登録されているページに、知らないものが出てくる。だから、Google から見たサイトの姿を確かめる
- 乗っ取られると、管理画面に知らない人が入れるようになっていることがある。だから、WordPress(このサイトを作っているソフトのこと)に入れる人を確かめる
どちらも、サイトを変えずに見るだけでできます。

実際に確かめた6つのこと
Claude Code に頼んで調べてもらい、結果を私も画面で確かめました。それぞれに、Claude Code に頼んだ所と、自分で見られる場所を書いておきます。
1. Googlebot(Google のクローラー)に見せているページが、ふつうのページと同じか
乗っ取りの中には、Googlebot(Google がページを集めに来るクローラーのこと)にだけ別のページを見せるものがあります。そこで、Googlebot のふりをして取ったページと、ふつうに取ったページを比べました。トップページ・お問い合わせ(/contact/)・ブログ一覧(/blog/)の3つとも同じでした。
(ここは Claude Code に頼みました。自分で確かめるなら、Google の対処ガイドにある Search Console の「URL 検査」が案内されています。今回は使っていません)

2. サイトマップに、知らないページが無いか
サイトマップ(サイトのページ一覧を Google に伝えるためのファイルのこと)に載っている URL は、すべて自分で作ったページでした。
(ここは Claude Code に頼みました。サイトマップは https://untronc.jp/sitemap.xml のように、ブラウザで開いて見られます)
3. WordPress のユーザーが自分だけか
WordPress に登録されているユーザー(管理画面に入れる人のこと)は、私1人だけでした。
(ここは WordPress の管理画面で見られます)
4. Search Console に警告が出ていないか
Search Console(Google 検索での見え方を確かめられる、Google の無料のツールのこと)には、乗っ取りなどを知らせる「セキュリティの問題」と、Google がサイトに対策をしたことを知らせる「手動による対策」の画面があります。どちらも「問題は検出されませんでした」でした。
(ここは Search Console で見られます)
5. Google に登録されていないページに、知らないものが無いか
Search Console では、インデックス(Google の検索結果に載せるための登録のこと)に登録されていないページも一覧で見られます。Google に登録されていないページ25件も、すべて自分のページやカテゴリ・タグ(記事の分類のこと)のページでした。
(ここは Search Console で見られます)
6. 検索されている言葉に、怪しいものが無いか
Search Console の「検索パフォーマンス」で、このサイトが表示された検索の言葉(クエリ)を見ました。怪しい言葉はありませんでした。
(ここは Search Console で見られます)
分かったことと、確かめていないこと
6つとも、乗っ取りの跡は見つかりませんでした。Google から見たこのサイトは、自分で作ったページだけでできている、ということです。
一方で、次のことは今回見ていません。
- サーバーに置いてあるファイルそのもの
- Search Console の所有者(知らない人が追加されていないか)
- URL 検査ツールでの確認
あとの2つは、上の Google の対処ガイドで確かめるよう書かれていることです。今回の点検で分かるのは、「外から見える所と Google の記録に、乗っ取りの跡は出ていない」までです。知らない国からのアクセスの正体も、推測のままです。
まずは Search Console の「セキュリティの問題」を開いてみてください
同じように不安を感じている方は、まず Search Console の「セキュリティの問題」の画面を開いてみてください。「問題は検出されませんでした」と出ていれば、Google はいまのところ乗っ取りを見つけていない、ということです。
あわせて、WordPress の管理画面の「ユーザー」を開いて、知らない人が登録されていないかを見ておくと安心です。どちらも見るだけなので、サイトが壊れる心配はありません。
Claude Code の使い方はこちらの記事にまとめています。
気になることがあれば、お問い合わせからどうぞ。
最後まで読んでくださりありがとうございました!




コメント