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ホームページ制作

StudioとWordPressはどっちがいい?両方で運用して分かった手間の違い

こんにちは!アントロンのNaokoです。

ホームページを作るとき、StudioとWordPressのどちらにするか迷っていませんか?

私はいま、両方を運用しています。このサイト(untronc.jp)はWordPress、制作を担当している宿のサイトはStudioです。

結論からお伝えすると、サーバーのことを考えたくないならStudio、プランを気にせずAIや外部のツールと組み合わせたいならWordPressです。

比べるときに見落としやすいのは、制作費よりも「公開したあと、誰が何に手を取られるか」です。実際に私が手を取られたことを並べてみます。

※WordPressは、レンタルサーバーなどに設置するWordPress.org版の話です。機能やプランは2026年9月時点の情報です。

WordPressで手がかかったこと

WordPressは、サイトを動かすサーバーまで自分で面倒を見ます(WordPress公式ドキュメント)。テーマやプラグインを更新する前には、バックアップも必要です(WordPress公式のプラグイン管理ガイド)。

先日、自作のアプリからブログを投稿できるようにしようとして、つまずきました。原因を探すうちに、サーバー側の設定を3か所変えることになりました。

  • PHP(WordPressを動かす言語)のバージョンを上げる
  • サーバーの高速化機能を切る
  • 認証を通すための小さなプログラムを置く

途中で、ファイルを操作する画面で名前を変える場所を間違え、サイトが一時的に真っ白になりました。正直、ひやっとしました。

ほかにも、ページごとのデザインの調整を管理画面で保存しようとすると、私が使っているレンタルサーバーのセキュリティ機能に止められました。いまは、管理画面ではなく子テーマ(親テーマを更新しても変更が消えないように、別に用意するテーマ)のファイルに書き足して対応しています。管理画面で保存できないときは、WordPressではなくサーバー側の設定が原因のこともあります。

Studioで手がかかったこと

Studioは、サーバーのことを考える場面がありません。宿のサイトの作業記録を見返しても、サーバーの作業は1件も出てきません。

その代わり、Studioならではの決まりに慣れる必要がありました。

  • 非表示にした文字は、ページのHTMLに残る:画面には出ないが、検索エンジンには読まれる可能性がある。本当に消すなら削除する
  • 公開はサイト全体まとめて:ほかのページの作りかけの変更も一緒に公開される
  • バージョン管理はサイト全体の巻き戻し:ページ1枚だけを元に戻す使い方はできない
  • 作ったHTMLは外へ書き出せない:ほかのサービスへ移るときは作り直しになる(Studio公式ヘルプ)

Studioの良いところや注意点は、Studioでホームページ制作ってどうなの?メリット・注意点と向いているサイトでも紹介しています。

どれも、知っていれば困りません。ただ、知らずに触ると事故になります。

AIに運用を手伝ってもらうなら

最近、私はAIにサイトの運用を手伝ってもらっています。ここで差が出ました。

WordPressは、外から記事を投稿するための仕組み(API)があります。私は自作のアプリから、下書きの作成まで自動でできるようにしました。

自作アプリの投稿画面。WordPressに下書きとして保存できた
自作アプリからWordPressに下書きを保存したところ

Studioにも外から中身を扱う仕組みはありますが、使えるかどうかは契約しているプランによります(プランごとの機能はStudioの料金プランで確認できます)。宿のサイトは、お客さまが契約しているプランでは使えませんでした。そのため、AIには画面を1つずつ操作してもらい、時間がかかりました。

これからAIで運用の手間を減らしたい方は、契約するプランでAPIが使えるかも確認しておくと安心です。

サイトを引っ越すとき

私はまだどちらのサイトも引っ越していませんが、いずれ検討するかもしれないので、参考として調べました。将来、別のサービスやサーバーへ移る可能性も考えておきましょう。

Studioは、先ほど書いたとおりHTMLを外へ書き出せません。移るときは、移り先でデザインやページを作り直すことになります。URLが変わる場合、古いURLから新しいURLへ自動で案内する設定(301リダイレクト)は、Businessプラン以上の機能です。

WordPressには、投稿や固定ページ、カテゴリーをファイルに書き出す機能が最初から付いています(WordPress公式:エクスポート画面)。ただし、テーマのデザインやプラグインの設定まで、そのファイル1つで移るわけではありません。

どちらを選ぶ場合も、引っ越しの方法は作る前に確認しておくと安心です。

費用の考え方

WordPress本体は無料です。ただ、実際に運用するには次の費用がかかります。

  • レンタルサーバー
  • 独自ドメイン
  • 有料テーマやプラグイン
  • 制作やカスタマイズ
  • 更新、バックアップ、トラブル対応などの保守

このサイトも、レンタルサーバーと有料テーマを使っています。先ほどのサーバー設定の変更を外に頼めば、その分が保守費用になります。

Studioは、プランに応じて月額または年額の料金がかかります。公開する環境は料金に含まれますが、ページ数、フォームの回答数、CMS、301リダイレクトなど、使える範囲がプランによって違います(Studioの料金プラン)。

月額だけでなく、先ほどの「手がかかったこと」を誰がやるのかまで含めて比べてみてください。

どっちを選ぶか

Studioが向いている方

  • サーバーのことを考えたくない
  • 更新は文章と写真の差し替えが中心
  • 作る人以外も更新したい

WordPressが向いている方

  • 記事をたくさん書く、ブログで集客したい
  • プランを気にせず、AIや外部のツールと組み合わせて運用したい
  • サーバーまわりを見てくれる人がいる

迷ったら、まずは「公開してから1年、誰が何を更新するか」を紙に書き出してみてください。それだけで、どちらが合うかが見えてきます。

アントロンでは、StudioとWordPressのどちらでも制作しています。「うちはどっちが合うの?」という段階でも、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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