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ロリポップでDNSレコードを追加できない時の対処|Cloudflare+Resend

こんにちは!アントロンのNaokoです。

お問い合わせの自動返信や予約の確認メールを、自分のホームページのアドレスから送りたい。そう思ってメール配信サービスに登録したのに、設定の途中で設定の追加を求められて手が止まった、ということはありませんか?

私もこのサイト(untronc.jp)で、そこで止まりました。サイトを置いているロリポップでは、求められた設定を自分で足せない仕様だったからです。

結論から書くと、ネームサーバーを Cloudflare(クラウドフレア)に移して解決しました。サイトとメールのサーバーはロリポップのまま変えていません。切り替えは30分かからず、メール配信サービス Resend(リゼンド)の確認は数分で通りました。この記事では、その手順と、迷いやすい所をまとめます。作業は Claude Code(AI に作業を頼めるアプリ)と一緒に進めました。

自分のアドレスで自動返信を送りたいのに、設定の途中で止まる

きっかけは、このサイトに付けるチャットボットのお問い合わせの受付です。送ってくれた人への控えのメールを、Resend から untronc.jp のアドレスで送りたいと考えました。

メール配信サービスは、「このドメインからメールを送ってよい」と確かめるために、ドメインの DNS レコード(ドメインとサーバーを結びつける設定)に決まったレコードを足すよう求めてきます。Resend では、ドメインを登録したところで、足すレコードの一覧が出ました。

ロリポップの DNS には、自分でレコードを足せない

untronc.jp のネームサーバー(DNS レコードを管理するサーバー)は、ロリポップの uns01.lolipop.jp と uns02.lolipop.jp でした。

ロリポップの公式ヘルプには、「ロリポップのDNS」はお客様任意のレコード情報を設定することができません、と書かれています(出典:ロリポップのDNSでレコード情報を設定するにはどうしたらいいですか(ロリポップ!レンタルサーバー ヘルプセンター))。ロリポップに必要なレコードは自動で入りますが、それ以外は足せません。

同じヘルプでは、ドメインをムームードメインで管理しているなら、「ムームーDNS」に替えればレコードを足せる、と案内されています。

解決:ネームサーバーを Cloudflare に移す

方法は2つありました。

  • ムームーDNS に替える(ドメインをムームードメインで管理している場合)
  • Cloudflare など、レコードを自由に足せるネームサーバーに移す

私は Cloudflare を選びました。チャットボットの本体を Cloudflare で動かしているので、同じ所で管理できるからです。ネームサーバーとして使うだけなら、Cloudflare の無料プラン(Free)で足ります。

大事なのは、サイトとメールのサーバーは変えないことです。移すのはネームサーバーだけで、DNS レコードの中身(サイトはロリポップ、受信メールもロリポップ)はそのまま写します。

やったこと1:Cloudflare にドメインを足し、いまの DNS レコードを写す

Cloudflare にログインし、ドメインを足します(Free プランを選択)。Cloudflare は、いまの DNS レコードを自動で読み込んでくれます。

読み込まれたものが正しいかは、いまのネームサーバーに直接問い合わせて照らし合わせます。私は Claude Code に問い合わせてもらいましたが、Windows ならコマンドプロンプトで次のように打つと、同じことが確かめられます(記事を書くときに私もこのコマンドで確かめました)。

nslookup -type=MX untronc.jp uns01.lolipop.jp

「MX」のところを「A」「TXT」に替えると、ほかの種類も見られます。www は名前を www.untronc.jp に、DMARC は名前を _dmarc.untronc.jp に替えて確かめます。untronc.jp で出ていたのは5つです。

  • A レコード(untronc.jp):サイトのサーバー
  • A レコード(www.untronc.jp):サイトのサーバー
  • MX レコード:受信メールのサーバー
  • SPF の TXT レコード(TXT は文字列を置くレコード):ロリポップから送るメールの確認用
  • DMARC の TXT レコード:なりすましメールの扱いを決める設定

Cloudflare が読み込んだものと1つずつ照らし合わせ、5つとも同じであることを確かめました。

迷いやすい所1:読み込まれた A レコードが「Proxied」になっている

自動で読み込まれた A レコード2つは、「Proxied」(オレンジの雲。サイトへの通信が Cloudflare を経由する設定)になっていました。

私は今までどおりロリポップへ直接届けたかったので、2つとも「DNS only」(灰色の雲)に替えました。

Cloudflare の DNS レコードの一覧。A レコード2つと Resend 用の CNAME が DNS only、MX・SPF・DMARC・DKIM も並んでいる

画像は Resend 用のレコードも足し終えたあとの一覧です。全部で8つになりました。

迷いやすい所2:ドメインをどこで登録したか、どの ID で入るか

ネームサーバーを切り替える操作は、ドメインを登録したサービスの画面で行います。何年も前に取ったドメインだと、どこで登録したかがあいまいなことがあります。

確かめるには、JPRS(.jp ドメインを管理している会社)の WHOIS(ドメインの登録情報を調べられるサービス)が確実です。JPRS WHOIS でドメイン名を検索すると、「公開連絡窓口」に登録したサービスが出ます。untronc.jp は GMOペパボ株式会社、Web Page の欄は muumuu-domain.com で、ムームードメインでした。

JPRS WHOIS で untronc.jp を検索した結果。公開連絡窓口に GMOペパボ株式会社とムームードメインのアドレスが出ている。登録者名はぼかしている

この画像は切り替えたあとに撮ったもので、ネームサーバーはもう Cloudflare になっています。

もう1つ、私はムームードメインのログインの ID を2つ持っていて、ドメインが入っていたのは、最初に試したのとは別の ID でした。登録したサービスとログインの ID は、ドメインを取ったときにメモしておくと、こういうときに迷いません。

やったこと2:ムームードメインでネームサーバーを Cloudflare に替える

Cloudflare にドメインを足すと、そのドメイン用のネームサーバーが2つ割り当てられます。

Cloudflare の DNS の設定画面。Cloudflare Nameservers に割り当てられたネームサーバーが2つ出ている

この2つを、ムームードメインの画面で入れます。

1. ドメイン管理 → ネームサーバー設定変更 → untronc.jp の「変更」
2. 「GMOペパボ以外 のネームサーバーを使用する」を選ぶ
3. ネームサーバー1・2に Cloudflare の2つを入れる(3〜6は空のまま)
4. 「ネームサーバー設定変更」を押す

入力までは Claude Code に進めてもらい、最後のボタンは私が押しました。画面には「反映されるまでに数日かかる場合があります」と出ましたが、ボタンを押したのが11時ごろで、WHOIS の最終更新は 11:07 になりました。Google と Cloudflare の公開 DNS(誰でも問い合わせられる DNS)も、11:24 に確かめた時点で Cloudflare に替わっていました。

切り替わったあと、サイトのトップ・ブログが表示されること、管理画面の入口が開くこと、A・MX・SPF・DMARC の値が前と同じであることを確かめました。サイトの証明書(https)も、切り替えの前後で変わっていないことを確かめました。受信メールは、試しに送って届くかまでは確かめていません。

やったこと3:Resend のレコードを Cloudflare に足す

ここまで来れば、あとは Resend の画面に出た値を Cloudflare に足すだけです。求められたのは、DKIM と SPF の3つです。

  • DKIM の TXT レコード(resend._domainkey):送ったメールに付ける署名の確認用
  • SPF の CNAME レコード2つ(send・rsend。CNAME は別の名前へ向けるレコード):送信元の確認用

どれも「DNS only」で足しました。DMARC(_dmarc)は、もとから入っていたものをそのまま使えます。同じ名前を2つ作らないように気をつけてください。

Resend の DNS Records の画面。DKIM の TXT と、SPF の CNAME 2つが Verified になっている

Resend の画面には「確認に数時間かかることがある」と出ましたが、今回は確認を始めて数分で、画面の記録では 11:32 に「Domain verified」になりました。

Resend の untronc.jp の画面。状態が Verified、Provider が Cloudflare、Domain verified: Your domain is ready to send emails と出ている

まずは、自分のドメインのネームサーバーと登録先を確かめてみてください

JPRS WHOIS で自分のドメインを検索すると、ネームサーバー(Name Server)と、登録したサービス(公開連絡窓口)が分かります。ネームサーバーが uns01.lolipop.jp なら、ロリポップの DNS を使っています。メール配信サービスを使う予定がある方は、設定を始める前に一度見ておくと、途中で手が止まらずに済みます。

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最後まで読んでくださりありがとうございました!

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