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GA4で自分のアクセスを除外する手順|内部トラフィックの定義とデータフィルタの設定

GA4で自分のアクセスを除外する

こんにちは!アントロンのNaokoです。

自分のサイトのアクセス数を見ていて、「これ、自分で開いた分も入っているのでは?」と思ったことはありませんか?

2026年9月27日、制作を担当しているサイトのアクセスを、一覧で見ている自作の画面で確かめていたところ、あるページが「訪問者8人・ページビュー80・1人あたり10.0回」になっていました。関係者の確認作業が混ざっていそうだったので、そのサイトのGA4(Google アナリティクス 4)で、自分の回線からのアクセスを除外する設定をしました。

この記事では、その手順を設定済みの画面で紹介します。

先に結論です。

  • GA4では、自分のアクセスを「内部トラフィック」として定義し、データフィルタで除外する
  • 除外されるのは、有効にしたあとのデータだけ。過去の数字は変わらない
  • IPアドレスで見分けるので、IPアドレスが変わる回線では効かない

手順1 自分のIPアドレスを調べる

GA4は、アクセス元のIPアドレスで自分のアクセスを見分けます。まず、自分の回線のIPアドレスを調べます。

  • ブラウザで https://api.ipify.org を開くと、IPv4のアドレスが表示される
  • https://api6.ipify.org を開くと、IPv6のアドレスが表示される。ipifyの公式ページによると、IPv6が無い回線では表示に失敗する

ブラウザはIPv6を優先して使うことが多いので、私は両方を登録しました。公式ヘルプによると、GA4のルールを作る画面にある[IP アドレスを確認]からも調べられます。

補足:私はコマンドで curl -4 https://api.ipify.org と curl -6 https://api6.ipify.org を実行して調べました。

手順2 内部トラフィックの定義を作る

この記事の画面は、2026年9月29日に、設定済みのGA4を開いて撮りました。プロパティ名・URL・IDなどは塗りつぶしています。

  • [管理]の[データの収集と修正]にある[データ ストリーム]を開き、対象のウェブストリームを選ぶ
GA4の管理画面で、データの収集と修正のデータストリームを開いた画面
  • ストリームの詳細を下へ進み、[Google タグ]の[タグ設定を行う]を押す
ストリームの詳細の下の方にある、Google タグのタグ設定を行う
  • [もっと見る]を開き、[内部トラフィックの定義]を押す(公式ヘルプでは[すべて表示]と書かれています)
Google タグの設定の欄。一番下にもっと見るがある
もっと見るを開くと、内部トラフィックの定義が出てくる
  • [作成]を押し、ルールの名前を入れる
  • traffic_type の値は internal のままにする
  • [マッチタイプ]を選び、[値]にIPアドレスを入れる。条件を増やすときは[条件を追加]
  • [作成]を押す
内部トラフィックの定義に、ルールが2つ登録されている一覧。2つ目のルール名は塗りつぶしている

ルールは2つあります。1つは私の自宅の回線(IPv4とIPv6)。もう1つは、9月28日に追加したお客さま側の回線です。IPアドレスはお客さまに調べてもらい、IPv4だけを登録しました(IPv6は取れませんでした)。

ルールの詳細。マッチタイプはIPアドレスが範囲内のCIDR表記。値は塗りつぶしている

マッチタイプは「IP アドレスが次と等しい」「IP アドレスが範囲内」などから選べます。私は「範囲内」を選び、CIDR表記で入れました。

  • IPv4は、末尾に /32 を付ける(そのアドレス1つだけ)
  • IPv6は、末尾が変わるので、/64 を付けて前半が同じアドレスをまとめて登録する

手順3 データフィルタを「有効」にする

内部トラフィックの定義を作っただけでは、数字から除外されません。[管理]の[データの収集と修正]にある[データフィルタ]で、除外を有効にします。

データフィルタの一覧。Internal Trafficのフィルタの種類は内部トラフィック、オペレーションは除外、現在の状態は有効

私が開いたときは、「Internal Traffic」というフィルタが最初から「テスト」の状態で入っていました。これを開き、[除外]になっていることを確かめて、状態を「有効」にしました。

データフィルタの編集。フィルタの種類は内部トラフィック、フィルタ オペレーションは除外
フィルタの状態。テスト・有効・無効のうち有効が選ばれている

有効にするとき、除外したデータは後から戻せない、という確認が出ます。公式ヘルプにも、除外されたデータはGoogle アナリティクスやBigQueryで使えなくなる、と書かれています(データフィルタ - アナリティクス ヘルプ)。また、内部トラフィックの除外のヘルプによると、データフィルタの適用には24〜36時間かかることがあります(内部トラフィックの除外 - アナリティクス ヘルプ)。

テストを経ずに有効にした理由と、テストで確かめる方法

データフィルタには「テスト」「有効」「無効」の3つの状態があります。

私は、自宅の回線を除外できればよいと考え、テストを経ずに「有効」にしました。

慎重に進めるなら、「テスト」のまま確かめる方法があります。公式ヘルプによると、テストの状態では、除外の対象になるアクセスに「テストデータのフィルタ名」というディメンションの値が付きます。データ探索で、このディメンションを使って絞り込むと、除外される予定のデータを確かめられます(同じヘルプ)。

私が確かめたのは、データフィルタの一覧で「有効」になっていることまでです。除外が効いているかを、数字では確かめていません。

設定の前に知っておきたいこと

  • 除外されるのは、有効にしたあとのデータだけ。公式ヘルプでも、過去のデータには影響しないとされている
  • 直近28日の数字から自分のアクセスが抜けきるのは、約4週間後
  • IPアドレスが変わると、その回線のアクセスは除外されなくなる
  • モバイル回線(4G・5G)は除外していない。IPアドレスが頻繁に変わるため。URLに印を付けて見分ける方法もありましたが、今回は見送りました

まずは自分のIPアドレスを調べてみてください

GA4でアクセス数を見ているなら、まずブラウザで ipify のページを開き、自分のIPアドレスを確かめてみてください。そこから内部トラフィックの定義に登録すれば、自分のアクセスを数字から外せます。

ホームページのアクセスの見方について相談したい方は、お問い合わせフォームからどうぞ。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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