un tronc
ホームページ制作

WordPressの記事をFacebookページへ自動投稿する手順とつまずき

こんにちは!アントロンのNaokoです。

ブログやお店の情報を書いたあと、SNSで知らせるのを忘れていませんか?

記事を書いても、SNSで知らせるのを忘れる

記事を公開したら、SNSでも知らせたい。でも実際は、こうなりがちです。

  • 記事を書き終えた時点で疲れて、知らせるのを後回しにする
  • 画像を選び、紹介文を書き、リンクをコピーして貼る、を毎回くり返すのが面倒
  • 載せたかどうか、自分でも分からなくなる

私も同じで、このブログを更新しても、Facebookページ「UN TRONC - アントロン」に載せるのは手作業でした。

記事を公開するだけで、Facebookページにも出るようにした

そこで今回は、Facebookページへの投稿を自動にしました。記事を公開すると、Facebookページにも自動で投稿されます。投稿の形は、これまで私が手で載せていた形と同じです。

  • 記事のアイキャッチ(記事の顔になる画像)を写真として載せる
  • 紹介の文を添える
  • 記事のリンクはコメント欄に入れる

これはWordPressの機能やプラグインではありません。AIのClaude Codeに作ってもらった小さなプログラムが、私が記事を公開したあとに続けて、Facebookページへ投稿します。

予約投稿で公開される記事には、毎朝1回、新しく公開された記事を見回って同じことをする形にしました。こちらは10月3日から動く予定で、まだ動いていません。

やったこと:Claude Codeと分担して設定した

コードと操作はClaude Codeに頼み、私は画面で確かめて押す役です。作業はすべて10月2日に行いました。

投稿先は、個人のFacebookアカウントではなくFacebookページです。個人のアカウントに、API(ほかのプログラムからFacebookの機能を使うための仕組みのこと)で投稿する機能は、2018年に廃止されています(Meta公式のお知らせ)。

リンクをコメント欄に入れたのは、手で載せていた形に合わせたためです。あわせて、Metaが一部のページで「リンク付きの投稿は月2件まで」という試験をしていると報じられています(2025年12月から。コメント欄のリンクは対象外。Press Gazetteの報道で、Metaの公式の発表ではありません)。

まず、Meta for Developers(Metaの開発者向けサイト)でアプリを作り、ユースケース(アプリで何をしたいかを選ぶ項目のこと)は「ページのすべてを管理」を選びました。アプリの種類は「ビジネス向けFacebookログイン」になりました。

次に、Graph APIエクスプローラー(MetaのAPIを画面上で試せるツールのこと)で、トークン(APIを使うときに、誰の権限で動くかを示す文字列のこと)を作ろうとしました。ところが「Invalid Scopes: pages_read_user_content」というエラーが出ました。ビジネス向けログインの「構成」を作ってやり直しても、「Sorry, something went wrong」と出て進めませんでした。

そこで、システムユーザー(人のアカウントにひもづかない、サーバー用のアカウントのこと)のトークンに切り替えました。システムユーザーのトークンは、有効期限を無しにできます。作る場所は、Meta Business Suiteの設定の「システムユーザー」です。

つまずき1:システムユーザーの「追加する」ボタンが押せない

ボタンにカーソルを当てると、「システムユーザーを追加するには、このビジネスポートフォリオにアプリが含まれている必要があります。アプリを追加してください。」と出ました。

システムユーザーの追加するボタンが押せず、アプリを追加してくださいと出ている画面

ビジネスポートフォリオ(Meta Business Suiteで、ページやアプリをまとめて管理する単位のこと)に、作ったアプリが入っていなかったのが原因です。設定の「アカウント」→「アプリ」→「追加」→「アプリIDをリンク」で、作ったアプリを入れたら押せるようになりました。

システムユーザーの役割はEmployeeにしました。ページに投稿するだけなら十分で、Adminだとビジネス全体を触れるトークンになります。

システムユーザーには、ページとアプリを割り当てました。ページは「コンテンツ」と「コミュニティアクティビティ」だけをオン、アプリは「アプリを開発」です。

システムユーザーにFacebookページを割り当てる、スイッチをオンにする前の画面。コンテンツやコミュニティアクティビティなどのスイッチが並ぶ

つまずき2:トークンの有効期限に「期限なし」が無い

トークンを作る画面で、有効期限の選択肢は「60日間(おすすめ)」と「1回限り」の2つだけでした。「期限なし」がありません。

トークンの有効期限の画面。60日間と1回限りの2つの選択肢

「1回限り」で作ったトークンを調べると、有効期限が無いこと(expires_at が 0)が分かりました。

トークンは自分のパソコンの専用のファイルに置き、値は人に見せません。

つまずき3:投稿はできたのに、リンクのコメントが失敗する

初めての自動投稿は、10月2日に公開した記事「GSAPのScrollTriggerで、スクロールに合わせてキャラクターを動かす手順」で行いました。写真と紹介の文はページに出ましたが、記事のリンクを入れるコメントが「(#200) 権限不足」で失敗しました。

Metaの公式の説明では、ページの投稿にコメントするには pages_read_user_engagement という許可も要るとされています(Meta公式)。ところが、その名前は許可の一覧にありません。いちばん近い pages_read_user_content をユースケースに足し、トークンを作り直したら、コメントできるようになりました。

作り直したときの許可の画面

Facebookページへの投稿に使っているアクセス許可(トークンで何をしてよいかの範囲のこと)は、次の5つです。

  • pages_show_list
  • pages_read_engagement
  • pages_read_user_content
  • pages_manage_posts
  • pages_manage_engagement

まずは、投稿先が「Facebookページ」かを確かめてみてください

自動で投稿できるのは、個人のアカウントではなくFacebookページです。ふだん載せている先がどちらかを、まず確かめてみてください。

設定を頼みたい方は、お問い合わせからどうぞ。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

コメント