AdSense 有用性の低いコンテンツで不合格|合格ブログ7つと比較

こんにちは!アントロンのNaokoです。
Google AdSense に申し込んだら「有用性の低いコンテンツ」と返ってきて、何を直せばいいのか分からない、ということはありませんか?
ブログを始めて AdSense に申し込むと、こんな所で手が止まります。
- 理由が「有用性の低いコンテンツ」の一言だけで、どの記事のことなのか分からない
- 体験を書いた記事でないとだめなのか、まとめ記事でもいいのか分からない
- 記事が何本あればいいのか、どこにも書いていない
このサイト untronc.jp も、2026年9月1日と10月6日の2回、同じ理由で不承認(不合格)になりました。まだ合格していません。

AdSense の「サイト」の画面では、承認状況が「要確認」、ステータスの詳細が「有用性の低いコンテンツ」と出ています。ads.txt(広告の販売を許可した会社を書いておくファイル)のステータスは「承認済み」です。
そこで、AdSense に合格したブログ7つについて、合格した時点の記事617本を種類別に数えました。数える作業は、Claude Code(AI に作業を頼めるアプリ)に頼んでいます。
結論から書くと、体験が中心の記事が1割未満でも合格したブログが4つありました。7つに共通していたのは、記事の種類の配分ではなく、記事がある程度の本数(タイトルが分かった分だけを数えた1つを除けば49本以上)あったことでした。
解決の考え方:1本ずつより、サイト全体を見る
先に書いておくと、Google は合格の基準を公開していません。ここから先の推測は、7つのブログと比べた私の読みです。
手がかりにしたのは、AdSense ヘルプの次の一文です。
> 審査の対象となるのはお客様のサイトのすべてのページであり、お申し込み時に指定した、広告コードが配置されている URL のページだけではありません。
出典:AdSense ヘルプ「AdSense アカウントが承認されませんでした」
同じページの「コンテンツの質に関する問題」には、「ユーザーに付加価値を提供するような、情報量の多い独自のコンテンツが十分にない」とみなされた場合のことが書かれています。また、Google パブリッシャー向けポリシーでは、パブリッシャー(サイトの運営者)のコンテンツが含まれていない、または有用性の低いコンテンツを含んでいる画面には、Google が配信する広告を配置できないとしています(出典:パブリッシャーのコンテンツを含まない画面における Google が配信する広告の扱い)。
そこで、1本ずつの記事を直す前に、次の2つを数えることにしました。
- 合格したブログには、どんな種類の記事が何本あったか
- 自分のサイトでインデックスされる(検索結果に載りうる)ページのうち、中身のある記事は何割か
1回目の申請の前にやったこと(プライバシーポリシーの修正など)は、Google AdSenseを申請する前にやったことにまとめています。この記事はその続きです。
やったこと1:合格したブログ7つの記事617本を数えた
Claude Code に、AdSense の広告が出ている(合格している)ブログの記事を数えてもらいました。選んだのは、AI を扱うブログで、2024年以降に始まり、ページに広告ユニット(合格したあとに作る広告の枠)が確かめられたものです。
合格した時期は、Wayback Machine(過去のページを保存しているサービス)に残ったページで、広告ユニットが初めて見えた日を目安にしています。本人が合格した日を記事に書いていたのは、はじめての副業ブログラボだけでした。
記事は、タイトルと冒頭を読んで次の5つに分けました。
- 体験:自分がやったこと・使ったことが中心
- 手順:自分の画面で操作を見せる
- まとめ・解説:言葉や仕組み、情報のまとめ
- 比較:AとBの違い
- ニュース:新しいサービスや発表の紹介
ブログ | 合格した時点の本数 | 体験 | 手順 | まとめ・解説 | 比較 | ニュース |
|---|---|---|---|---|---|---|
はじめての副業ブログラボ | 66 | 21% | 59% | 17% | 3% | 0% |
ブログA | 131 | 8% | 2% | 36% | 41% | 13% |
ブログB | 49 | 37% | 16% | 41% | 6% | 0% |
ブログC | 131 | 22% | — | 75% | 3% | 0% |
ブログD | 149 | 2%(確かめられず) | — | 58% | 11% | 29% |
ブログE | 54 | 6% | — | 81% | 13% | 0% |
ブログF | 37(全体は71〜80) | 0% | — | 76% | 5% | 19% |
- 合格を本人が公開しているはじめての副業ブログラボ以外は、名前を伏せています
- 「手順」は上の3つだけ分けました。「—」のブログは、手順の記事を体験かまとめ・解説に入れています
- ブログF は、タイトルが分かった37本だけを分けています
- ブログD の体験2%は、体験かどうかを確かめられなかった記事です
- 2026年10月5日に数えました
数え方には限りがあります。
- 記事の中身は、いま公開されている版で見ています。合格したあとに書き直された記事も多くあります
- 消された記事は、Wayback Machine に残っている分だけ数えました
- 種類の境目にある記事は、分け方で数本ずつ動きます
分かったこと:種類の配分に共通の形は無かった
数えて分かったのは、次の3つです。
- 体験が中心の記事が2割を超えるのは、7つのうち3つだけ。残りの4つは1割未満でした
- まとめ・解説が7割を超えるブログも3つありました
- 合格した時点の記事は、ブログF を除く6つが49本以上でした
はじめての副業ブログラボは、本人の記事(ブログ運営報告)によると、1回目(29本)から3回目(55本)まで3回不合格で、66本の時点(4回目の申請)で合格しています。本人が挙げた3回目からの違いは、記事11本の追加(うちまとめ記事3本)、リライト7本、サイドバーとカテゴリーの見直し、Google に登録されていなかった記事をすべて登録したこと、でした。本数だけで合格したわけではありません。
まとめ・比較の記事も、各ブログ2本ずつ中身を読みました。自分のものを足している記事には、次のような形がありました。
- 開設したあとにやった自分の設定を並べ、自分の手順の記事へつなぐ
- 自分が買ったものと、選んだ理由を書く
- 並べたツールのうち、自分が勧めるものと理由を書く
- 2つの AI について、自分の使い分けを書く
- 項目ごとに結論を出し、選び方を書く
一方で、情報を並べただけのまとめ記事がある合格ブログもありました。ただ、Google 検索の「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」には、ほかのソースを参考にするなら「単なるコピーや書き換えではなく、付加価値とオリジナリティを十分に示すもの」かを見る、と書かれています(出典:Google 検索セントラル)。
そこで、このブログでは、体験の記事に加えて「まとめ・解説」「比較」の記事も書くことにしました。そのときは、公式の出典を付け、自分の選び方・評価・使った所のどれかを1つ以上足します。
やったこと2:自分のサイトも同じように数えた
次に、untronc.jp で検索に載りうるページを、同じように Claude Code に数えてもらいました(2026年10月6日)。
区分 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
中身のある記事(お知らせとパーツ見本以外のブログ記事。1,430〜3,743字・中央値2,342字) | 27 | 44% |
サービスの固定ページ・中身の少ない固定ページ・前のお知らせ | 16 | 26% |
一覧ページ(アーカイブページ。カテゴリー10・タグ4・ブログの一覧・ページ送り) | 17 | 27% |
プライバシーポリシー・About | 2 | 3% |
検索に載りうる62件のうち、中身のある記事は27件で、半分に届いていませんでした。ほかにも、次のことが分かりました。
- 記事が0件のカテゴリー「その他」が、「記事が見つかりませんでした。」と出るページのまま、検索に載る設定になっていた
- タグ4つは、どれも2023年の2本にだけ付いていて、3つは同じ2本を並べた同じ中身だった
- 投稿者の一覧ページは検索に載せない設定なのに、サイトマップ(検索エンジンにページを知らせる一覧)に載っていた
推測(確かめていません)ですが、1本ずつの記事の質より、サイト全体に占める中身のあるページの割合と、中身のある記事の本数のほうが足りていないと考えています。
やったこと3:検索に載せるページを整えた
10月6日に、Claude Code に頼んで WordPress の管理画面で次の設定を変えました。変えたあと、公開ページとサイトマップを取り直して確かめています。
まず、プラグイン「SEO SIMPLE PACK」の一般設定にある「タクソノミーアーカイブ」(カテゴリー・タグなどの分類ごとの一覧ページのこと)のタブで、「「カテゴリー」のアーカイブページをインデックスさせない」を「はい」にしました。タグも同じように「はい」にしています。画面の説明には「「はい」を選択するとデフォルトの出力が noindex となります。」とあります。noindex は、検索結果に載せないように検索エンジンへ伝える指定のことです。

次に、プラグイン「XML Sitemap & Google News」の設定(設定 → XML サイトマップ)です。「一般」のタブの「Disable sitemaps」で、「タクソノミー」と「投稿者」にチェックを入れました。英語の項目名ですが、チェックを入れたものをサイトマップに載せない、という設定です。サイトマップに載るのは、記事と固定ページだけになりました。

あわせて、次のことをしました。
- 前のお知らせの記事5本と、パーツ見本の記事1本を、検索に載せない設定にし、サイトマップから外した(本文は変えていません)
- サイトマップに載っている41ページから外へのリンク128本を調べた。切れているリンクはありませんでした
まだ合格していない。これからやること
ここまでやっても、合格するかは分かりません。Google は基準を公開しておらず、7つのブログとの比較も推測です。
これからやるのは2つです。
- 中身のある記事を、いまの27本から45本前後まで増やす。1日1本、体験の記事に加えて、まとめ・比較の記事も書く
- 増えた記事が Google に登録されたことを Search Console(Google の検索にページが登録されているかを見られるツール)で確かめてから、もう一度審査を申し込む
申請する時期は、日付ではなく本数で決めることにしました。
自分のサイトの中身のある記事の割合を出してみてください
AdSense で不承認になった方は、自分のサイトで検索に載りうるページを数えてみてください。WordPress なら、サイトのアドレスの後ろに /sitemap.xml を付けて開きます。最初に出るのはサイトマップの一覧なので、中にあるサイトマップを1つずつ開くと、記事・固定ページ・カテゴリーなどのページの一覧が出ます。
- 中身のある記事(untronc.jp では、お知らせとパーツ見本を除いたブログ記事を数えました)
- サービスや会社案内などの固定ページ
- カテゴリー・タグなどの一覧ページ
この3つに分けて割合を出すと、記事を書き足すのか、一覧ページを検索に載せない設定にするのか、どちらから手を付けるかが決めやすくなります。
数え方が分からない、一覧ページを検索に載せない設定の変え方が分からない、というときは、お問い合わせフォームからどうぞ。
最後まで読んでくださりありがとうございました!




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